コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


logging syslog-severity

ユーザ入力コマンドおよびメッセージをsyslog送信するとき,syslog送信データのヘッダ部に付けるseverityを設定します。

なお,すべてのsyslog送信データのseverityを同じ値に設定するときだけ,本コマンドを使用してください。

[入力形式]

情報の設定・変更
logging syslog-severity { <level> | <keyword> }
情報の削除
no logging syslog-severity

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

{ <level> | <keyword> }

ヘッダ部に付けるseverityをレベルまたはキーワードで指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    指定できるseverityは次の表を参照してください。なお,レベル指定で設定した場合も,キーワードで情報が表示されます。

    表13‒1 指定できるseverity

    レベル(level)

    キーワード(keyword)

    0

    emergencies

    1

    alerts

    2

    critical

    3

    errors

    4

    warnings

    5

    notifications

    6

    information

    7

    debugging

[コマンド省略時の動作]

syslog送信データのヘッダ部に付けるseverityには,各ユーザ入力コマンドおよびメッセージで規定されたイベントレベルを使用します。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 本コマンドで設定したseverityは,logging syslog-hostコマンドで指定されたすべての出力先に対して適用されます。

[関連コマンド]

logging syslog-host