コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


logging email

ユーザ入力コマンドおよびメッセージ送信先のE-mailアドレスを設定します。本コマンドでは最大64エントリを設定できます。

[入力形式]

情報の設定
logging email <e-mail address>
情報の削除
no logging email <e-mail address>

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

<e-mail address>

メッセージ送信先のE-mailアドレスを指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    255文字以内の英数字,ハイフン(-),アンダースコア(_),ドット(.),アットマーク(@)だけ使用できます。

[コマンド省略時の動作]

なし

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. あらかじめlogging email-serverコマンドでE-mail配送先のSMTPサーバを設定しておく必要があります。

  2. あらかじめDNSリゾルバ機能に関連する設定をしておく必要があります。

  3. 指定したE-mailアドレスが送信先SMTPサーバに設定されているものと一致することを十分確認してください。

  4. E-mailの送信に失敗した場合,該当するE-mailはそのまま廃棄されます。

  5. ループバックインタフェースにIPアドレスが設定されている場合,SMTPサーバとの通信時の送信元IPアドレスとしてそのIPアドレスを使用します。

  6. E-mailアドレス内にアットマーク(@)を使用する場合,E-mailアドレスの先頭や末尾には使用しないでください。また,複数のアットマーク(@)も使用しないでください。

[関連コマンド]

logging email-server
hostname
ip domain name
ip name-server
ip domain lookup