コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


system pru priority

装置起動時に搭載されているすべてのPRUおよび収容するNIFを起動するための電力が不足している場合に,本コマンドで指定した優先度に従ってPRUを起動します。

[入力形式]

情報の設定
system pru <pru no.> priority <priority>
情報の削除
no system pru <pru no.> priority

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

<pru no.>

PRU番号を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    パラメータに指定できる値」を参照してください。

<priority>

pru <pru no.>パラメータで指定したPRUの起動優先度を指定します。値が小さいほど優先度が高くなります。同じ優先度のPRUが複数ある場合は,PRU番号の小さいPRUを優先して起動します。

本設定値は装置起動時にだけ利用されます。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1〜255

[コマンド省略時の動作]

優先度は,128として動作します。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

装置の再起動後,運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 本コマンドの設定,削除契機でPRUを起動・停止しません。また,PRUの挿入や抜去時にも,本設定に従うためのPRUの新たな起動・停止はしません。装置起動時にだけ有効になる設定です。

[関連コマンド]

なし