コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


commands exec

ローカルによるコマンド承認で使用するコマンドリストに,コマンド文字列を追加します。

一つのコマンドリスト当たり,許可・制限合わせて最大80コマンドが設定できます。

[入力形式]

情報の設定
commands exec {include | exclude} all <command>
情報の削除
no commands exec {include | exclude} all <command>

[入力モード]

(config-view)

[パラメータ]

{include | exclude}

指定されたコマンド文字列の用途を限定します。

includeパラメータを指定したコマンド文字列は,許可コマンドとして設定されます。excludeパラメータを指定したコマンド文字列は,制限コマンドとして設定されます。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    なし

all <command>

コマンドリストに追加するコマンド文字列を指定します。コマンドリストで指定されたコマンド文字列と,ユーザが実行したコマンドの先頭部分とが,合致するかどうかを判定します(前方一致)。

また,コマンド文字列に特殊な文字列"all"を指定した場合は,コンフィグレーションコマンドおよび運用コマンドすべてを意味します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    50文字以内の文字列をダブルクォート(")で囲んで設定します。入力可能な文字は,英数字と特殊文字です。入力文字列にスペースなどの特殊文字を含まない場合,文字列をダブルクォート(")で囲まなくても設定できます。詳細は,「パラメータに指定できる値」の「■任意の文字列」を参照してください。

    また,本パラメータではコンマ(,)は使用できません。

[コマンド省略時の動作]

なし

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,次回ログイン時から反映されます。

[注意事項]

  1. 一つのコマンドリスト当たり,許可・制限合わせて最大80コマンドが設定できます。また,コマンド文字列は50文字以内の文字列を設定できます。

[関連コマンド]

aaa authorization commands
parser view
username