コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


apply-template

テンプレートに設定したコンフィグレーションコマンドを編集中のコンフィグレーションに反映します。

[入力形式]

情報の設定
apply-template <template name> [<apply value> [...] ]

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

<template name>

編集中のコンフィグレーションに反映させるテンプレートのテンプレート名を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    templateコマンドで作成済みのテンプレート名を指定します。

<apply value>

テンプレートパラメータを置換する値を指定します。テンプレート内でテンプレートパラメータに$<parameter>#<index>を使用している場合は,$<parameter>と同様に置換します。

テンプレートを作成する場合に,テンプレートパラメータを指定していないときは,本パラメータを省略してください。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    なし

  2. 値の設定範囲

    文字列をダブルクォート(")で囲んで設定します。入力できる文字は,ダブルクォート(")を除き,文字コード一覧のすべての文字です。詳細は,「パラメータに指定できる値」の「■任意の文字列」の文字コード一覧を参照してください。

    入力文字列にスペースなどの特殊文字を含まない場合,文字列をダブルクォート(")で囲まなくても設定できます。

[コマンド省略時の動作]

なし

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. テンプレートに設定したコンフィグレーションコマンドを編集中のコンフィグレーションに反映する場合に,途中でエラーが発生したときは,本コマンドを実行する前の状態に戻して反映を停止します。

  2. テンプレートに”y”または”n”を確認するコンフィグレーションコマンドが設定された状態で本コマンドを実行した場合,”y”または”n”を確認しないですべて”y”として編集中のコンフィグレーションに反映します。

  3. コンフィグレーションのコミットモードが逐次コミットモードの場合,本コマンドを実行すると,テンプレートに設定したコンフィグレーションをすぐにランニングコンフィグレーションに反映します。手動コミットモードの場合は,commitコマンドを実行したときに一括でランニングコンフィグレーションに反映します。本コマンドでコミットモードを設定する場合,上記のように本コマンドを実行する前のコミットモードの状態によって反映の仕方が異なります。

  4. オプションライセンスを必要とする機能のコンフィグレーションコマンドが設定されているテンプレートを反映する場合,あらかじめ該当するオプションライセンスを設定してください。

[関連コマンド]

template