コンフィグレーションガイド Vol.3


30.2.5 BGP4およびBGP4+のピア監視の設定

BGPのピアを対象としたBFD監視の設定例を次に示します。

[設定のポイント]

BFD監視用トラックを,BGPピアの設定時に指定します。

直接接続されたインタフェースのアドレスを使用していないBGPピアをBFDで監視する場合,ループバックインタフェースにIPアドレスを設定し,ピアの接続にループバックインタフェースのアドレスを使用します。また,type bfdコマンドでmultihopパラメータを設定してください。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# router bgp 65531

    ルーティングプロトコルにBGP4およびBGP4+を適用します。パラメータに自ルータが所属するAS番号(65531)を指定します。

  2. (config-router)# bgp router-id 192.168.1.100

    自ルータ識別子(192.168.1.100)を設定します。

  3. (config-router)# neighbor 172.16.2.2 remote-as 65532

    外部ピア(相手側アドレス:172.16.2.2,AS番号:65532)を設定します。

  4. (config-router)# neighbor 172.16.2.2 track BFD001

    ピア(相手側アドレス:172.16.2.2)にBFD監視用トラックを設定します。