コンフィグレーションガイド Vol.3


21.3.2 コンフィグレーションの流れ

  1. あらかじめ,IPv6インタフェースを設定します。

  2. あらかじめ,ループバックインタフェースにアドレスを設定します。

  3. BGP4+ピアを設定します。

  4. BGP4+経路の学習ポリシーを設定します。

  5. BGP4+経路の広告ポリシーを設定します。

  6. 学習用経路フィルタを設定します。

  7. 広告用経路フィルタを設定します。

  8. 学習経路フィルタリングの条件を設定します。

  9. 広告経路フィルタリングの条件を設定します。

  10. 経路フィルタリングを運用に反映させます。

[注意事項]
  • BGP4+ピアと接続する場合はneighbor activateコマンドを設定して,IPv6アドレスファミリを有効にしてください。IPv6アドレスファミリが有効でない場合,BGP4+ピアと接続できません。

  • BGP4+ピアのコンフィグレーション設定時に経路フィルタリングのコンフィグレーションが設定されていない場合,ピアが確立すると自動的に経路の学習と経路の広告をします。意図しない経路の学習と経路の広告を抑止させたい場合,neighbor remote-asコマンドの設定前にdisableコマンドを設定して,BGP4+の動作を抑止してください。経路フィルタリングのコンフィグレーション設定後,BGP4+を動作させる場合はdisableコマンドを削除してください。

  • routing options auto-update-filterコマンドを設定している場合,コミットモードは手動コミットモードで運用してください。逐次コミットモードで運用した場合,BGP4+に関する経路フィルタリングのコンフィグレーションを変更するたびに運用に反映します。