20.6.1 コンフィグレーションコマンド一覧
本装置のOSPFv3隣接ルータでOSPFv3リスタート機能を使用する場合,本装置にOSPFv3ヘルパー機能を設定してください。
リスタート機能を使用する場合,OSPFv3のリスタート時間(graceful-restart restart-timeコマンドの設定値)を,系切替所要時間+LSA学習時間を超えるように設定してください。
グレースフル・リスタートのコンフィグレーションコマンド一覧を次の表に示します。
| コマンド名 | 説明 | 
|---|---|
| graceful-restart mode | ヘルパー機能またはリスタート機能を動作させます。 | 
| graceful-restart restart-time | リスタート時間(ヘルパーとの再接続の許容時間)を設定します。 | 
| graceful-restart strict-lsa-checking | ヘルパールータで,リスタートルータとの間でLSAデータベースが同期していない状況になった場合,グレースフル・リスタートを止めます。 | 
| max-metric router-lsa | リスタートルータとしての経路学習に失敗した後,スタブルータとして動作します。 | 
| routing options graceful-restart time-limit※ | 経路を保留する時間の上限値を指定します。 | 
- 注※
- 
                  「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3」 「13 ルーティングオプション」を参照してください。