15.2.1 コンフィグレーションコマンド一覧
RIPのコンフィグレーションコマンド一覧を次の表に示します。
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                      コマンド名  | 
                  
                      説明  | 
               
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                      address-family ipv4  | 
                  
                      VRF単位の情報を設定します。config-router-afモードへ移行します。  | 
               
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                      auto-summary  | 
                  
                      RIPで広告するサブネット経路情報を自動的にナチュラルマスク経路情報として集約して広告することを指定します。  | 
               
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                      default-metric  | 
                  
                      ほかのプロトコルで学習した経路情報をRIPで広告する場合のメトリック値を指定します。  | 
               
| 
                      disable  | 
                  
                      RIPが動作しないことを指定します。  | 
               
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                      distance  | 
                  
                      RIPで学習した経路情報のディスタンス値を指定します。  | 
               
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                      generate-secondary-route  | 
                  
                      第2優先経路をルーティングテーブルに登録します。  | 
               
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                      inherit-metric  | 
                  
                      ほかのルーティングプロトコルの経路情報をRIPで広告する際,メトリック値を引き継ぐことを指定します。  | 
               
| 
                      ip rip authentication key  | 
                  
                      RIPバージョン2パケットの認証方式および認証キーを指定します。  | 
               
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                      ip rip v2-broadcast  | 
                  
                      指定インタフェースから送信するパケットの宛先アドレスに,ブロードキャストアドレスを使用することを指定します。  | 
               
| 
                      ip rip version  | 
                  
                      指定インタフェースで使用するRIPのバージョンを指定します。  | 
               
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                      metric-offset  | 
                  
                      指定インタフェースでRIPパケットを送受信する際に,メトリック値に加算する値を指定します。  | 
               
| 
                      neighbor  | 
                  
                      RIPパケットを送信する隣接ルータを指定します。  | 
               
| 
                      network  | 
                  
                      RIP送受信先ネットワークを指定します。  | 
               
| 
                      passive-interface  | 
                  
                      指定インタフェースからレスポンスパケットを送信しないことを指定します。  | 
               
| 
                      router rip  | 
                  
                      RIPに関する動作情報を設定します。  | 
               
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                      timers basic  | 
                  
                      RIPの各種タイマ値を指定します。  | 
               
| 
                      version  | 
                  
                      RIPのバージョンを指定します。  | 
               
| 
                      distribute-list in (RIP)※  | 
                  
                      RIPで学習した経路をルーティングテーブルに取り込むかどうかをフィルタに従って制御します。  | 
               
| 
                      distribute-list out (RIP)※  | 
                  
                      RIPで広告する経路をフィルタに従って制御します。  | 
               
| 
                      ip prefix-list※  | 
                  
                      ip prefix-listを設定します。  | 
               
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                      redistribute (RIP)※  | 
                  
                      RIPで広告する経路のプロトコルを指定します。  | 
               
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                      route-map※  | 
                  
                      route-mapを設定します。  | 
               
- 注※
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「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3」 「22 経路フィルタリング」を参照してください。