ip pim keep-alive-time
IPv4 PIM-SMでの無通信時の保持期間を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
ip pim [vrf <vrf id>] keep-alive-time <seconds>
- 情報の削除
no ip pim [vrf <vrf id>] keep-alive-time
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- vrf <vrf id>
-
対象のVRFを指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
グローバルネットワークに対して指定します。
-
値の設定範囲
「パラメータに指定できる値」を参照してください。
-
- <seconds>
-
IPv4 PIM-SMでの無通信時の保持期間(秒)を設定します。保持期間中に一度もマルチキャストパケットを中継しない場合,該当するIPv4マルチキャスト中継エントリを削除します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
0,60〜43200(0の場合は無期限)
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[コマンド省略時の動作]
PIM-SMでの無通信時の保持期間は210秒となります。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに反映されます。
[注意事項]
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保持期間内(無期限を含む)であってもプロトコル動作によってIPv4マルチキャスト中継エントリを削除する場合があります。例えば,マルチキャスト経路情報が削除された場合は,対応するIPv4マルチキャスト中継エントリも同時に削除します。
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無通信によるIPv4マルチキャスト中継エントリの削除は,本設定値より最大90秒遅れる場合があります。
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IPv4 PIM-SSMでの無通信時の保持期間は無期限です。
[関連コマンド]
ip pim sparse-mode