track-target-control-ip-down
インタフェースにトラッキング連携を設定し,指定したトラックの状態がDownになった場合,インタフェースを管理的ダウン状態にします。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
track-target-control-ip-down <track name> [not]
- 情報の削除
no track-target-control-ip-down
[入力モード]
- (config-if)
-
イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース,VLANインタフェース
- (config-subif)
-
イーサネットサブインタフェース,ポートチャネルサブインタフェース
[パラメータ]
- <track name>
-
トラッキング連携を実施する静的監視トラック名を指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
31文字以内の名前を指定します。詳細は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
-
- not
-
代替連携を設定します。指定したトラックの状態がUpになった場合,インタフェースを管理的ダウン状態にします。
-
本パラメータ省略時の初期値
指定したトラックの状態がDownになった場合,インタフェースを管理的ダウン状態にします。
-
値の設定範囲
なし
-
[コマンド省略時の動作]
トラッキング連携を実施しません。
[通信への影響]
トラックの状態に基づきインタフェースが管理的ダウン状態になる場合,指定したインタフェースの通信が停止します。
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
-
運用コマンドshow track nameで,トラックの状態を確認したあとに,本コマンドを設定してください。
[関連コマンド]
track-target name