18.3.4 シェーパモード情報の確認
show shaperコマンドでシェーパモード情報を確認できます。コマンドの実行結果を次の図に示します。
> show shaper 1/1
Date 20XX/01/01 12:00:00 UTC
NIF1: active
 User-priority-map
  Configuration=enable[inner-tag-vlan]
  Current      =enable[inner-tag-vlan]
 Shaper-mode            Scheduling-mode  Max-queue  Discard-priority   Extend
  Configuration=RGQ                  PQ          8                 4  disable
  Current      =RGQ                  PQ          8                 4  disable
 Auto                 LLRLQ(bps) LLPQ(bps) Peak(bps)  Min(bps)   WFQ-weight
  Configuration=enable        2G         -        1G        1M   -/ -/ -/ -
  Current      =enable        2G         -        1G        1M   -/ -/ -/ -
  Queue-length       Q1     Q2     Q3     Q4     Q5     Q6     Q7     Q8
   Configuration=  4000   4000   4000   4000   4000   4000   4000   4000
   Current      =  4000   4000   4000   4000   4000   4000   4000   4000
  NIF1/Port1
   Flow-distribution=random[SIP]
   Port-rate-limit=10Gbps
   User:LLRLQ, Bandwidth-profile=-
    Peak-rate=2Gbps, Min-rate=-, Rate-weight=-
    LLPQ-peak-rate=-
    Max-queue=8
    LLPQ                                Send               Discard
               Packets                     -                     -
               Bytes                       -                     -
    Queue1 : Qlen=12, Limit-Qlen=4000
             Drop-mode=tail-drop, WFQ-weight=-
                                        Send               Discard
     Discard1  packets                312096                 58324
        :
        :
        :
> | 
            
- 
               
Shaper-modeのCurrentの内容が,設定したシェーパモード(この例ではRGQ)になっていることを確認します。
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Scheduling-modeのCurrentの内容が,設定したスケジューリング種別(この例ではPQ)になっていることを確認します。PQ+WFQの場合,WFQ-weightのCurrentの内容が,設定した重み(この例ではPQなので情報なし)になっていることを確認します。
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Max-queueのCurrentの内容が,設定したユーザ送信キュー数(この例では8キュー)になっていることを確認します。
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Discard-priorityのCurrentの内容が,設定した廃棄優先度数(この例では4)になっていることを確認します。
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ExtendのCurrentの内容が,設定した階層化シェーパ拡張モード(この例では未設定)になっていることを確認します。
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AutoのCurrentの内容が,設定したワンタッチ設定情報(この例ではenable)になっていることを確認します。
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LLRLQ(bps),Peak(bps),Min(bps)のCurrentの内容が,設定したユーザ帯域(この例では2Gbit/s,1Gbit/s,1Mbit/s)になっていることを確認します。
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Queue-lengthのCurrentの内容が,設定したキュー長(この例ではデフォルトの4000)になっていることを確認します。