18.2.6 シェーパユーザワンタッチ設定機能の設定
- [設定のポイント]
 - 
               
自動設定するシェーパモード情報を作成して,適用するNIF番号を設定することで,シェーパユーザを自動で設定します。シェーパモード情報として次に示す情報を設定します。
- 
                     
シェーパモード
 - 
                     
スケジューリング種別
 - 
                     
ユーザ送信キュー数
 - 
                     
廃棄優先度数
 - 
                     
階層化シェーパのポート番号
 - 
                     
ユーザ帯域
 - 
                     
キュー長
 - 
                     
WFQの重み(スケジューリング種別がPQ+WFQの場合だけ)
 
 - 
                     
 
[コマンドによる設定]
- 
               
(config)# shaper mode SHAPER-RGQ auto rgq scheduling pq max-user-queue 8 port 1-12 llrlq-peak-rate 2G peak-rate 1G min-rate 1M
次のとおり指定して,シェーパモード情報(SHAPER-RGQ)を作成します。
- 
                     
シェーパモード:RGQ
 - 
                     
スケジューリング種別:PQ
 - 
                     
ユーザ送信キュー数:8キュー
 - 
                     
廃棄優先度数:省略しているため,4
 - 
                     
階層化シェーパのポート番号:1〜12
 - 
                     
LLRLQユーザの最大帯域:2Gbit/s
 - 
                     
通常ユーザおよびデフォルトユーザの最大帯域:2Gbit/s
 - 
                     
通常ユーザの最低帯域:1Mbit/s
 
 - 
                     
 - 
               
(config-shp-mode)# nif 1
作成したシェーパモード情報(SHAPER-RGQ)をNIF1に適用します。
 - 
               
(config-shp-mode)# end
コンフィグレーションモードから装置管理者モードに戻ります。
 - 
               
# reload nif 1
Are you sure you want to restart nif 1? (y/n): y
装置管理者モードで,NIF1を再起動します。再起動が完了すると,適用したシェーパモード情報で運用を開始します。