運用コマンドレファレンス Vol.1

reload pru

PRUを再起動します。再起動時の自己診断テストの実行を指定できます。

［入力形式］

reload [-f] pru <pru no.> [self-diagnosis]

［入力モード］

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

［パラメータ］

-f

確認メッセージを出力しないでコマンドを実行します。

本パラメータ省略時の動作

確認メッセージを出力します。

<pru no.>

再起動するPRU番号を指定します。指定できるPRU番号の値の範囲は，「パラメータに指定できる値」を参照してください。

self-diagnosis

PRUの再起動時に自己診断テストを実行します。

本パラメータ省略時の動作

PRUの再起動時に自己診断テストを実行しません。

［実行例］

PRU番号1のPRUを再起動します。
> reload pru 1
確認メッセージが表示されます。
Are you sure you want to restart pru 1? (y/n):
 
ここで"y"を入力するとPRU番号1のPRUが再起動します。

［表示説明］

なし

［通信への影響］

再起動中は該当するPRUを使用した通信ができなくなります。

［応答メッセージ］

表12-12　reload pruコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ内容

The command cannot be executed in the standby system. このコマンドは待機系では実行できません。

The command cannot be executed. Try again. コマンドを実行できません。再実行してください。

The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration. このコマンドはRADIUSサーバ，TACACS+サーバ，またはコンフィグレーションで承認されていません。

The specified PRU is not active. (PRU = <pru no.>) 指定PRUはactive状態ではありません。指定パラメータを確認してください。
<pru no.>：PRU番号

The specified PRU is not connected. (PRU = <pru no.>) 指定PRUは未搭載，または未使用です。指定パラメータを確認してください。
<pru no.>：PRU番号

メッセージ	内容
The command cannot be executed in the standby system.	このコマンドは待機系では実行できません。
The command cannot be executed. Try again.	コマンドを実行できません。再実行してください。
The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration.	このコマンドはRADIUSサーバ，TACACS+サーバ，またはコンフィグレーションで承認されていません。
The specified PRU is not active. (PRU = <pru no.>)	指定PRUはactive状態ではありません。指定パラメータを確認してください。 <pru no.>：PRU番号
The specified PRU is not connected. (PRU = <pru no.>)	指定PRUは未搭載，または未使用です。指定パラメータを確認してください。 <pru no.>：PRU番号

［注意事項］

本コマンドでのPRUの再起動中にBCUの系切替が発生した場合は，PRUを起動し直します。その際，自己診断テストを実行します。

PRU再起動時にself-diagnosisパラメータを省略して，自己診断テストを実行しない場合は，該当するPRUに搭載されたNIF再起動時の自己診断テストを実行しません。

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