コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2

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icmp

ICMP監視でのIPパケットを設定します。

[入力形式]

情報の設定・変更
icmp [dscp <dscp>] [ttl <ttl>] [hoplimit <hops>] [packetsize <size>]
注 少なくとも一つのパラメータを指定する必要があります。

情報の削除
no icmp

[入力モード]

(config-track-target)

[パラメータ]

dscp <dscp>
指定した値をIPヘッダのDifferentiated Services(Type of Service)フィールドのDSCP値として設定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    0
  2. 値の設定範囲
    0〜63

ttl <ttl>
指定した値をIPヘッダのttlフィールドに設定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    255
  2. 値の設定範囲
    1〜255

hoplimit <hops>
指定した値をIPv6ヘッダのhopsフィールドに設定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    64
  2. 値の設定範囲
    1〜255

packetsize <size>
送信するICMP Echoパケットのデータ部のバイト数を指定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    56
  2. 値の設定範囲
    16〜65527

[コマンド省略時の動作]

本コマンドのパラメータがすべて初期値で動作します。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

本コマンドの設定時に反映されます。

[注意事項]

  1. ttlパラメータで設定した値はICMPパケットに適用します。hoplimitパラメータで設定した値はICMPv6パケットに適用します。
  2. ICMPv4監視にpacketsizeパラメータを指定する場合,65467以下の値を指定してください。

[関連コマンド]

type
target ip
target ipv6

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