コンフィグレーションガイド Vol.3
仮想ルータの優先度を1から254の間で設定します。優先度のデフォルト値は,IPアドレス所有者でない場合は100です。仮想ルータがIPアドレス所有者の場合は優先度が255(固定)となって変更できません。
仮想ルータを構成する装置のうちで最も優先度の大きい装置がマスタになります。また,マスタの仮想ルータがダウンした場合,バックアップの仮想ルータのうちで最も優先度の高い仮想ルータがマスタになります。
- [設定のポイント]
- マスタになる装置を明確にするために,同じ仮想ルータIDの仮想ルータには異なる優先度を設定してください。
- [コマンドによる設定]
- (config-if)# vrrp 1 priority 150
仮想ルータID 1の仮想ルータの優先度を150に設定します。
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