コンフィグレーションガイド Vol.3
- DHCP/BOOTPリレーエージェントとVRRPを同一インタフェースに設定する場合,VRRPによって別装置に切り替わってもクライアントからサーバへのゲートウェイが同じになるようにしてください。例えば,サーバでは,仮想ルータアドレスをデフォルトルータ(ルータオプション)としてクライアントに割り当てられるように設定してください。
- クライアントと接続するインタフェースにコンフィグレーションコマンドip dhcp relay source-interfaceを指定する場合,サーバが所属するVRF,またはクライアントが接続するVRFと同じVRFのインタフェースを指定してください。
エクストラネット構成でクライアント側のVRFがプライベートネットワークの場合,送信元インタフェースをクライアント側のVRFにすると,サーバから本装置宛てのDHCP/BOOTPパケットが適切に送信されないおそれがあります。
このため,送信元インタフェースには,サーバ側のVRF(またはグローバルネットワーク)のインタフェースを使用することが望ましいです。クライアント側のVRFのループバックインタフェースを使用する場合は,VRF間で重複しないアドレスを設定して,その経路をサーバ側のVRFにエクストラネット経路として導入してください。
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