トラブルシューティングガイド


6.2.3 ポートシェーパのトラブル

ポートシェーパが動作しない場合は,次の表に示す障害解析方法に従って原因を切り分けてください。

表6‒5 ポートシェーパが動作しない場合の障害解析方法

項番

確認内容・コマンド

対応

1

対象のイーサネットインタフェースの動作状況をSchedule-mode,Port-rate-limit,Active-rate,Qlen,Peak-Qlen,Limit-Qlen,およびDrop-modeで確認してください。

  • show qos queueing port

"-"の場合は,ポートシェーパの設定が反映されていない可能性があります。対象のイーサネットインタフェースを正常運用中にしてください。

"-"でない場合は,項番2へ。

2

フレームが廃棄されていないか確認してください。

確認方法と対応については,「8.1 パケット廃棄の確認」を参照してください。