運用コマンドレファレンス Vol.2


dump protocols efmoam

IEEE802.3ah OAMプログラムで採取している制御情報をファイルへ出力します。

[入力形式]

dump protocols efmoam

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

なし

[実行例]

図16‒6 IEEE802.3ah OAMプログラムのダンプファイルを出力する
> dump protocols efmoam
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表16‒8 dump protocols efmoamコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

The command cannot be executed. Try again.

コマンドを実行できません。再実行してください。

The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration.

このコマンドはRADIUSサーバ,TACACS+サーバ,またはコンフィグレーションで承認されていません。

The connection with the IEEE802.3ah OAM program failed. Retry the command.

IEEE802.3ah OAMプログラムとの通信が失敗しました。コマンドを再実行してください。頻発する場合は,restart efmoamコマンドでIEEE802.3ah OAMプログラムを再起動してください。

The dump file could not be opened.

ダンプファイルのオープンまたはアクセスができませんでした。しばらくしてからコマンドを再実行してください。

The IEEE802.3ah OAM program is not running.

IEEE802.3ah OAMプログラムが再起動中のため,このコマンドが失敗しました。コマンドを再実行してください。

[注意事項]

  1. 指定ファイルがすでに存在する場合は無条件に上書きするため,必要に応じてファイルをあらかじめバックアップしておいてください。出力先およびファイル名は次のとおりです。

    • ディレクトリ:/usr/var/efmoam/

    • ファイル名:efmoam_dump.tgz