show efmoam
IEEE802.3ah OAM,UDLDおよびループ検出機能の設定情報ならびにポートの状態を表示します。
[入力形式]
show efmoam [port <port list>] [detail]
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
- port <port list>
-
指定したポートのIEEE802.3ah OAM,UDLDおよびループ検出機能の設定情報を表示します。
<port list>の指定方法については,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
- 本パラメータ省略時の動作
-
すべてのポートのIEEE802.3ah OAM,UDLDおよびループ検出機能の設定情報を表示します。
- detail
-
OAMPDUの送受信をしているすべてのモードの設定情報を表示します。
ただし,passiveモードのポートで相手装置を認識していない場合は表示されません。
- 本パラメータ省略時の動作
-
passiveモードのポートについての情報は表示されません。
- すべてのパラメータ省略時の動作
-
すべてのポートのIEEE802.3ah OAM,UDLDおよびループ検出機能の設定情報を表示します。ただし,passiveモードのポートについての情報は表示されません。
[実行例1]
> show efmoam Date 20XX/06/14 23:59:59 UTC Status: Enabled udld-detection-count: 30 Port Link status UDLD status Dest MAC 1/1 Up detection * 0012.e298.dc20 1/2 Down active unknown 1/4 Down(uni-link) detection unknown > |
[実行例1の表示説明]
表示項目 |
意味 |
表示詳細情報 |
---|---|---|
Status |
本装置のIEEE802.3ah OAM機能の状態 |
Enabled:IEEE802.3ah OAM機能動作中 Disabled:IEEE802.3ah OAM機能停止中 |
udld-detection-count |
障害を検出するための応答タイムアウト回数 |
3〜300回 |
Port |
ポート番号 |
<nif no.>/<port no.>:情報を表示するポートのNIF番号,ポート番号 |
Link status |
該当ポートのリンク状態 |
Up:ポートUp状態 Down:ポートDown状態 Down(uni-link):ポートDown状態(片方向リンク障害検出) Down(loop):ポートDown状態(ループ検出) |
UDLD status |
IEEE802.3ah OAM,UDLDおよびループ検出機能の運用状態 |
detection:障害検出処理を実行 active:OAMPDUの送信と応答を実行 |
Dest MAC |
対向装置のポートのMACアドレス |
対向装置からの情報を受信していない場合は,"unknown"を表示します。 双方向リンクが確認された場合,MACアドレスの前に"*"を表示します。 |
[実行例2]
> show efmoam detail Date 20XX/06/14 23:59:59 UTC Status: Enabled udld-detection-count: 30 Port Link status UDLD status Dest MAC 1/1 Up detection * 0012.e298.dc20 1/2 Down active unknown 1/3 Up passive 0012.e298.7478 1/4 Down(uni-link) detection unknown > |
[実行例2の表示説明]
表示項目 |
意味 |
表示詳細情報 |
---|---|---|
Status |
本装置のIEEE802.3ah OAM機能の状態 |
Enabled:IEEE802.3ah OAM機能動作中 Disabled:IEEE802.3ah OAM機能停止中 |
udld-detection-count |
障害を検出するための応答タイムアウト回数 |
3〜300回 |
Port |
ポート番号 |
<nif no.>/<port no.>:情報を表示するポートのNIF番号,ポート番号 |
Link status |
該当ポートのリンク状態 |
Up:ポートUp状態 Down:ポートDown状態 Down(uni-link):ポートDown状態(片方向リンク障害検出) Down(loop):ポートDown状態(ループ検出) |
UDLD status |
IEEE802.3ah OAM,UDLDおよびループ検出機能の運用状態 |
detection:障害検出処理を実行 active:OAMPDUの送信と応答を実行 passive:OAMPDUの応答だけを実行 |
Dest MAC |
対向装置のポートのMACアドレス |
対向装置からの情報を受信していない場合は,"unknown"を表示します。ただしpassiveモード時は,"unknown"となるポートは表示しません。 activeモードで双方向リンクが確認された場合,MACアドレスの前に"*"を表示します。 |
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
メッセージ |
内容 |
---|---|
The command cannot be executed in the standby system. |
このコマンドは待機系では実行できません。 |
The command cannot be executed. Try again. |
コマンドを実行できません。再実行してください。 |
The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration. |
このコマンドはRADIUSサーバ,TACACS+サーバ,またはコンフィグレーションで承認されていません。 |
The connection with the IEEE802.3ah OAM program failed. Retry the command. |
IEEE802.3ah OAMプログラムとの通信が失敗しました。コマンドを再実行してください。頻発する場合は,restart efmoamコマンドでIEEE802.3ah OAMプログラムを再起動してください。 |
The IEEE802.3ah OAM program is not running. |
IEEE802.3ah OAMプログラムが再起動中のため,このコマンドが失敗しました。コマンドを再実行してください。 |
[注意事項]
-
BCUの系切替が発生した場合,表示項目「Link Status」には"Down"が表示され,要因("(uni-link)","(loop)")は表示されません。