運用コマンドレファレンス Vol.2


restart sflow

フロー統計プログラムを再起動します。

[入力形式]

restart sflow [-f] [core-file]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

-f

再起動確認メッセージを出力しないで,フロー統計プログラムを再起動します。

本パラメータ省略時の動作

確認メッセージを出力します。

core-file

再起動時にフロー統計プログラムのコアファイル(flowd.core)を出力します。

本パラメータ省略時の動作

コアファイルを出力しません。

[実行例]

>restart sflow
Are you sure you want to restart the flow statistics program(flowd)? (y/n): y
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表15‒4 restart sflowコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

The command cannot be executed. Try again.

コマンドを実行できません。再実行してください。

The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration.

このコマンドはRADIUSサーバ,TACACS+サーバ,またはコンフィグレーションで承認されていません。

The flow statistics program(flowd) is not running.

フロー統計プログラムが起動していないため,コマンドが失敗しました。sFlow統計が有効になっているにもかかわらずこのメッセージが出る場合は,フロー統計プログラムの再起動を待って,コマンドを再実行してください。

[注意事項]

  1. 統計情報のカウンタ値はフロー統計プログラムの再起動時にクリアされます。

  2. コアファイルがすでに存在する場合は無条件で上書きするため,必要に応じてファイルをあらかじめバックアップしておいてください。出力先およびファイル名は次のとおりです。

    • ディレクトリ:/usr/var/core/

    • ファイル名:flowd.core