運用コマンドレファレンス Vol.2


dump protocols storm-control

ストームコントロールプログラムで採取している制御情報をファイルに出力します。

[入力形式]

dump protocols storm-control

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

なし

[実行例]

図12‒2 ストームコントロールのダンプファイルを出力
> dump protocols storm-control
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表12‒2 dump protocols storm-controlコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Storm control is not configured.

ストームコントロールが有効になっていません。コンフィグレーションを確認してください。

The command cannot be executed. Try again.

コマンドを実行できません。再実行してください。

The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration.

このコマンドはRADIUSサーバ,TACACS+サーバ,またはコンフィグレーションで承認されていません。

The connection with the storm control program failed. Retry the command.

ストームコントロールプログラムとの通信に失敗しました。コマンドを再実行してください。

The dump file could not be opened.

ダンプファイルのオープンまたはアクセスができませんでした。

[注意事項]

  1. 指定ファイルがすでに存在する場合は無条件で上書きするため,必要に応じてファイルをあらかじめバックアップしておいてください。出力先およびファイル名は次のとおりです。

    • ディレクトリ:/usr/var/stmctl/

    • ファイル名:stmctld_dump.gz