運用コマンドレファレンス Vol.2


restart filter-qosflow

フィルタ・QoSフロー制御プログラムを再起動します。本コマンドの対象となる機能を次に示します。

[入力形式]

restart filter-qosflow [-f] [core-file]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

-f

再起動確認メッセージを出力しないで,フィルタ・QoSフロー制御プログラムを再起動します。

本パラメータ省略時の動作

確認メッセージを出力します。

core-file

再起動時にフィルタ・QoSフロー制御プログラムのコアファイルを出力します。

本パラメータ省略時の動作

コアファイルを出力しません。

すべてのパラメータ省略時の動作

再起動確認メッセージを出力したあと,フィルタ・QoSフロー制御プログラムを再起動します。

[実行例]

> restart filter-qosflow
Do you want to restart the filter and qosflow program? (y/n): y
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表10‒1 restart filter-qosflowコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

The command cannot be executed. Try again.

コマンドを実行できません。再実行してください。

The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration.

このコマンドはRADIUSサーバ,TACACS+サーバ,またはコンフィグレーションで承認されていません。

[注意事項]

  1. コアファイルがすでに存在する場合は無条件で上書きするため,必要に応じてファイルをあらかじめバックアップしておいてください。出力先およびファイル名は次のとおりです。

    • ディレクトリ:/usr/var/core/

    • ファイル名:flowctld.core