運用コマンドレファレンス Vol.2


restart shaper【OP-SHPS】

階層化シェーパ制御プログラムを再起動します。

[入力形式]

restart shaper [-f] [core-file]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

-f

再起動確認メッセージを出力しないで,階層化シェーパ制御プログラムを再起動します。

本パラメータ省略時の動作

確認メッセージを出力します。

core-file

再起動時に階層化シェーパ制御プログラムのコアファイルを出力します。

本パラメータ省略時の動作

コアファイルを出力しません。

すべてのパラメータ省略時の動作

再起動確認メッセージを出力したあと,階層化シェーパ制御プログラムを再起動します。

[実行例]

図9‒40 階層化シェーパ制御プログラムの再起動
> restart shaper
Do you want to restart the shaper program? (y/n): y
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表9‒42 restart shaperコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

The command cannot be executed. Try again.

コマンドを実行できません。再実行してください。

The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration.

このコマンドはRADIUSサーバ,TACACS+サーバ,またはコンフィグレーションで承認されていません。

The hierarchical shaper program is not running.

階層化シェーパ制御プログラムが起動していません。コンフィグレーションを確認してください。

[注意事項]

  1. コアファイルがすでに存在する場合は無条件で上書きするため,必要に応じてファイルをあらかじめバックアップしておいてください。出力先およびファイル名は次のとおりです。

    • ディレクトリ:/usr/var/core/

    • ファイル名:shaperd.core