運用コマンドレファレンス Vol.2


clear axrp

Ring Protocolの統計情報をクリアします。

[入力形式]

clear axrp [<ring id list>]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

<ring id list>

指定したリングID(リスト形式)のRing Protocolの統計情報をクリアします。<ring id list>の指定方法については,「パラメータに指定できる値」を参照してください。

本パラメータ省略時の動作

すべてのRing Protocolの統計情報をクリアします。

[実行例]

図5‒5 Ring Protocolの全統計情報クリア
> clear axrp
>
図5‒6 リングID指定時のRing Protocolの統計情報クリア
> clear axrp 1
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表5‒4 clear axrpコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

The command cannot be executed in the standby system.

このコマンドは待機系では実行できません。

The command cannot be executed. Try again.

コマンドを実行できません。再実行してください。

The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration.

このコマンドはRADIUSサーバ,TACACS+サーバ,またはコンフィグレーションで承認されていません。

The connection with the Ring Protocol program failed. Retry the command. If this problem occurs repeatedly, use 'restart axrp' to restart the program.

Ring Protocolプログラムとの通信に失敗しました。コマンドを再実行してください。頻発する場合は,restart axrpコマンドでRing Protocolプログラムを再起動してください。

The Ring Protocol is not configured.

Ring Protocolが設定されていません。コンフィグレーションを確認してください。

The specified ring ID is not configured. (ring ID = <ring id>)

指定したリングIDは設定されていません。コンフィグレーションを確認してください。

<ring id>:リングID

[注意事項]

  1. コンフィグレーションを削除または追加すると,対象の統計情報は0クリアされます。