show psu resources
PSUの運用状態および使用中のリソース情報を表示します。
[入力形式]
show psu resources [<psu no.>]
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
- <psu no.>
-
指定したPSUの運用状態および使用中のリソース情報を表示します。指定できるPSU番号の値の範囲は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
- 本パラメータ省略時の動作
-
本装置に搭載されているすべてのPSUの運用状態と使用中のリソース情報を表示します。
[実行例]
> show psu resources 1
Date 20XX/04/01 12:00:00 UTC
PSU1 : PSU-11 active
Forwarding Database Management
Forwarding-table allocation
Configuration = default
Current = default
Inbound
IPv4 Unicast resources Used/Max : 5/ 49152
IPv4 Multicast resources Used/Max : 0/ 4000
IPv6 Unicast resources Used/Max : 3/ 32768
IPv6 Multicast resources Used/Max : 0/ 4000
MAC Address resources Used/Max : 0/ 32768
MAC Address (Learned) Used : 0
MAC Address (not Learned ARP,NDP resolved) Used : 0
MAC Address (IGMP/MLD snooping) Used : 0
Shared resources Used/Max bytes : 0/ 8388608
Outbound
Outbound forwarding resources Used/Max : 0/ 65536
Destination resources Used/Max bytes : 1155072/ 7340032
Flow Database Management
Flow-table allocation
Configuration = default
Current = default
Flow detection mode
Configuration = quantity-oriented
Current = quantity-oriented
Flow max-entry extended
Configuration = standard
Current = standard
Filter resources Used/Max : 1856/ 16000
MAC : 239
IPv4 : 1046
IPv6 : 571
Advance : 0
Policy based mirroring resources Used/Max : 0/ 0
MAC : 0
IPv4 : 0
IPv6 : 0
Advance : 0
QoS resources Used/Max : 1206/ 16000
MAC : 18
IPv4 : 814
IPv6 : 374
Advance : 0
Policer resources
Inbound Used/Max : 300/ 8000
Outbound Used/Max : 300/ 8000
Statistics mode management
Policer statistics mode
Configuration = packets
Current = packets
VLAN statistics mode
Configuration = layer3
Current = layer3
> |
[表示説明]
|
表示項目 |
表示内容 |
表示詳細情報※1 |
|---|---|---|
|
PSU<psu no.>:<psu type> <psu status> |
PSU番号 |
− |
|
PSU種別※2 |
PSU種別を特定できない場合は"-"を表示します。 |
|
|
PSUの動作状態 |
active:運用系として稼働中 fault:障害中 inactive:次のどれかの状態
notsupport:未サポートのボード搭載による運用停止状態 power shortage:電力不足による運用停止状態 notconnect:未搭載 initialize:初期化中 disable:コンフィグレーションコマンドno power enableによる運用停止状態 |
|
|
(PSUの更新状態)※3 |
(update executing):HDC更新中 (restart required):HDC適用またはコンフィグレーション変更のため,PSUの再起動が必要 (update failed):HDC更新に失敗 |
|
|
Forwarding Database Management |
経路系エントリ情報 |
− |
|
Forwarding-table allocation |
PSUが動作している経路系エントリの配分パターン情報 |
− |
|
Configuration = <configuration> |
コンフィグレーションコマンドで設定した経路系エントリの配分パターン※4 |
default:該当ハードウェアプロファイルに適した標準的な配分 vlan:MACアドレステーブル優先の配分 access:ARP/NDP優先の配分 custom:ユーザカスタマイズ配分 |
|
Current = <current> |
PSUが動作している経路系エントリの配分パターン※4 |
default:該当ハードウェアプロファイルに適した標準的な配分 vlan:MACアドレステーブル優先の配分 access:ARP/NDP優先の配分 custom:ユーザカスタマイズ配分 |
|
Inbound |
Inbound側の指定 |
− |
|
IPv4 Unicast resources Used/Max |
IPv4ユニキャスト経路テーブルで使用中のエントリ数と使用可能な最大エントリ数 |
<used>:使用中のエントリ数 <max>:使用可能な最大エントリ数 |
|
IPv4 Multicast resources Used/Max |
IPv4マルチキャスト経路テーブルで使用中のエントリ数と使用可能な最大エントリ数 |
<used>:使用中のエントリ数 <max>:使用可能な最大エントリ数 |
|
IPv6 Unicast resources Used/Max |
IPv6ユニキャスト経路テーブルで使用中のエントリ数と使用可能な最大エントリ数 |
<used>:使用中のエントリ数 <max>:使用可能な最大エントリ数 |
|
IPv6 Multicast resources Used/Max |
IPv6マルチキャスト経路テーブルで使用中のエントリ数と使用可能な最大エントリ数 |
<used>:使用中のエントリ数 <max>:使用可能な最大エントリ数 |
|
MAC Address resources Used/Max |
MACアドレステーブルで使用中のエントリ数と使用可能な最大エントリ数 |
<used>:使用中のエントリ数 <max>:使用可能な最大エントリ数 |
|
MAC Address (Learned) Used |
MACアドレステーブルで使用中の,MACアドレス学習によるエントリ数 |
− |
|
MAC Address (not Learned ARP,NDP resolved) Used |
MACアドレステーブルで使用中の,未学習MACアドレスのARPエントリおよびNDPエントリによるエントリ数 |
− |
|
MAC Address (IGMP/MLD snooping) Used |
IGMP/MLD snoopingによるMACアドレステーブル使用中エントリ数 |
− |
|
Shared resources Used/Max bytes |
PSU中継で使用する入力情報の使用容量と使用可能な最大容量※5 |
バイト単位で表示します。 <used>:使用容量 <max>:使用可能な最大容量 |
|
Outbound |
Outbound側の指定 |
− |
|
Outbound forwarding resources Used/Max |
Outbound forwarding resourcesテーブルで使用中のエントリ数と使用可能な最大エントリ数※6 |
<used>:使用中のエントリ数 <max>:使用可能な最大エントリ数 |
|
Destination resources Used/Max bytes |
PSU中継で使用する出力先情報の使用容量と使用可能な最大容量※5 |
バイト単位で表示します。 <used>:使用容量 <max>:使用可能な最大容量 |
|
Flow Database Management |
フロー系エントリ情報 |
− |
|
Flow-table allocation |
フロー系エントリの配分パターン情報 |
− |
|
Configuration = <configuration> |
コンフィグレーションコマンドで設定したフロー系エントリの配分パターン※7 |
default:フィルタとQoSフローを均等にした配分 filter-only:フィルタだけの配分 qos-only:QoSフローだけの配分 filter:フィルタ重視の配分 qos:QoSフロー重視の配分 mirror:ポリシーベースミラーリングを使用する配分 |
|
Current = <current> |
PSUが動作しているフロー系エントリの配分パターン※7 |
default:フィルタとQoSフローを均等にした配分 filter-only:フィルタだけの配分 qos-only:QoSフローだけの配分 filter:フィルタ重視の配分 qos:QoSフロー重視の配分 mirror:ポリシーベースミラーリングを使用する配分 |
|
Flow detection mode |
フィルタ・QoSフローのフロー検出モード |
− |
|
Configuration = <configuration> |
コンフィグレーションコマンドで設定したフィルタ・QoSフローのフロー検出モード※8 |
condition-oriented:検出条件数重視モード quantity-oriented:エントリ数重視モード |
|
Current = <current> |
PSUが動作しているフィルタ・QoSフローのフロー検出モード※8 |
condition-oriented:検出条件数重視モード quantity-oriented:エントリ数重視モード |
|
Flow max-entry extended |
フローエントリ数拡張機能※9 |
− |
|
Configuration = <configuration> |
コンフィグレーションコマンドで設定したフローエントリ数拡張機能※9 |
extended:エントリ数拡張指定 standard:エントリ数標準指定 |
|
Current = <current> |
PSUが動作しているフローエントリ数拡張機能※9 |
extended:エントリ数拡張指定 standard:エントリ数標準指定 |
|
Filter resources Used/Max |
フィルタ機能が有効となっているエントリ数と使用可能な最大エントリ数 |
<used>:使用中のエントリ数 <max>:使用可能な最大エントリ数 |
|
MAC |
フィルタ機能が有効となっているMACアクセスリストのフィルタエントリ数 |
− |
|
IPv4 |
フィルタ機能が有効となっているIPv4アクセスリストのフィルタエントリ数 |
− |
|
IPv6 |
フィルタ機能が有効となっているIPv6アクセスリストのフィルタエントリ数 |
− |
|
Advance |
フィルタ機能が有効となっているAdvanceアクセスリストのフィルタエントリ数 |
− |
|
Policy based mirroring resources Used/Max |
ポリシーベースミラーリングが有効となっているエントリ数と使用可能な最大エントリ数 |
<used>:使用中のエントリ数 <max>:使用可能な最大エントリ数 |
|
MAC |
ポリシーベースミラーリングが有効となっているMACアクセスリストのポリシーベースミラーリングエントリ数 |
− |
|
IPv4 |
ポリシーベースミラーリングが有効となっているIPv4アクセスリストのポリシーベースミラーリングエントリ数 |
− |
|
IPv6 |
ポリシーベースミラーリングが有効となっているIPv6アクセスリストのポリシーベースミラーリングエントリ数 |
− |
|
Advance |
ポリシーベースミラーリングが有効となっているAdvanceアクセスリストのポリシーベースミラーリングエントリ数 |
− |
|
QoS resources Used/Max |
QoS機能が有効となっているエントリ数と使用可能な最大エントリ数 |
<used>:使用中のエントリ数 <max>:使用可能な最大エントリ数 |
|
MAC |
QoS機能が有効となっているMAC QoSフローリストのQoSフローエントリ数 |
− |
|
IPv4 |
QoS機能が有効となっているIPv4 QoSフローリストのQoSフローエントリ数 |
− |
|
IPv6 |
QoS機能が有効となっているIPv6 QoSフローリストのQoSフローエントリ数 |
− |
|
Advance |
QoS機能が有効となっているAdvance QoSフローリストのQoSフローエントリ数 |
− |
|
Policer resources |
ポリサー機能のエントリ数 |
− |
|
Inbound Used/Max |
Inboundで有効となっているポリサー機能のエントリ数と使用可能な最大エントリ数 |
<used>:使用中のエントリ数 <max>:使用可能な最大エントリ数 |
|
Outbound Used/Max |
Outboundで有効となっているポリサー機能のエントリ数と使用可能な最大エントリ数 |
<used>:使用中のエントリ数 <max>:使用可能な最大エントリ数 |
|
Statistics mode management |
統計モード情報 |
− |
|
Policer statistics mode |
ポリサー統計モード※10 |
− |
|
Configuration = <configuration> |
コンフィグレーションコマンドで設定したポリサー統計モード |
packets:パケット単位で情報を取得 bytes:バイト単位で情報を取得 |
|
Current = <current> |
PSUが動作しているポリサー統計モード |
packets:パケット単位で情報を取得 bytes:バイト単位で情報を取得 |
|
VLAN statistics mode |
インタフェース統計モード※11 |
− |
|
Configuration = <configuration> |
コンフィグレーションコマンドで設定したインタフェース統計モード |
layer3:レイヤ3中継の統計を取得 layer2:レイヤ2中継の統計を取得 |
|
Current = <current> |
PSUが動作しているインタフェース統計モード |
layer3:レイヤ3中継の統計を取得 layer2:レイヤ2中継の統計を取得 |
注※1 情報が取得できない場合は"-"を表示します。
注※2 PSU状態が未搭載の場合や未サポートボードを搭載している場合などはPSU種別が特定できません。
注※3 HDCの更新を実施していない,またはコンフィグレーションの変更によるPSUの再起動要求がない状態では,本情報は表示されません。HDC更新中(update executing)が表示された場合は,HDCの更新が完了するまで待ってください。HDC更新に失敗(update failed)が表示された場合は,update softwareコマンドで再度アップデートしてください。
注※4 PSUが動作している経路系エントリの配分パターンと,コンフィグレーションコマンドで設定した経路系エントリの配分パターンが不一致の場合,該当するPSUを再起動してください。再起動が完了すると,コンフィグレーションコマンドで設定した経路系エントリの配分パターンで動作します。
注※5 装置内で予約済みのエントリなど,ユーザで使用できないエントリ容量も含まれます。
注※6 ARP,NDP,IPv4マルチキャスト,およびIPv6マルチキャストのエントリ数が含まれます。また,装置内で予約済みのエントリなど,ユーザで使用できないエントリ数も含まれます。
注※7 PSUが動作しているフロー系エントリの配分パターンと,コンフィグレーションコマンドで設定したフロー系エントリの配分パターンが不一致の場合,該当するPSUを再起動してください。再起動が完了すると,コンフィグレーションコマンドで設定したフロー系配分パターンで動作します。
注※8 PSUが動作しているフロー検出モードと,コンフィグレーションコマンドで設定したフロー検出モードが不一致の場合,該当するPSUを再起動してください。再起動が完了すると,コンフィグレーションコマンドで設定したフロー検出モードで動作します。
注※9 PSUが動作しているフローエントリ数拡張機能と,コンフィグレーションコマンドで設定したフローエントリ数拡張機能が不一致の場合,該当するPSUを再起動してください。再起動が完了すると,コンフィグレーションコマンドで設定したフローエントリ数拡張機能で動作します。【OP-FLENT】
注※10 PSUが動作しているポリサー統計モードと,コンフィグレーションコマンドで設定したポリサー統計モードが不一致の場合,該当するPSUを再起動してください。再起動が完了すると,コンフィグレーションコマンドで設定したポリサー統計モードで動作します。
注※11 PSUが動作しているインタフェース統計モードと,コンフィグレーションコマンドで設定したインタフェース統計モードが不一致の場合,該当するPSUを再起動してください。再起動が完了すると,コンフィグレーションコマンドで設定したインタフェース統計モードで動作します。また,すべてのPSUでインタフェース統計モードを一致させてください。不一致の場合,装置全体の統計モードが切り替わらないで,統計情報を0で表示します。
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
|
メッセージ |
内容 |
|---|---|
|
The command cannot be executed in the standby system. |
このコマンドは待機系では実行できません。 |
|
The command cannot be executed. Try again. |
コマンドを実行できません。再実行してください。 |
|
The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration. |
このコマンドはRADIUSサーバ,TACACS+サーバ,またはコンフィグレーションで承認されていません。 |
[注意事項]
なし