configure (configure terminal)
コマンド入力モードを装置管理者モードからコンフィグレーションモードに変更して,コンフィグレーションの編集を開始します。
[入力形式]
configure [terminal]
[入力モード]
装置管理者モード
[パラメータ]
- terminal
-
メモリ上に記憶されたランニングコンフィグレーションを編集します。
[実行例]
コマンド入力モードをコンフィグレーションモードに変更します。
# configure (config)#
[表示説明]
なし
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
メッセージ |
内容 |
---|---|
The command cannot be executed because you are in user mode. |
このコマンドは一般ユーザモードでは実行できません。 |
The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration. |
このコマンドはRADIUSサーバ,TACACS+サーバ,またはコンフィグレーションで承認されていません。 |
コンフィグレーション編集時のエラーメッセージについては,「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1」 「19.1.6 装置およびソフトウェアの状態によるエラー」を参照してください。
[注意事項]
-
装置の電源を入れたときにスタートアップコンフィグレーションファイルがメモリ上に読み込まれ,設定された内容に従って運用を開始しており,メモリ上に記憶されたランニングコンフィグレーションが編集の対象になります。編集したコンフィグレーションをスタートアップコンフィグレーションファイルに保存しなかった場合,装置を再起動すると編集した内容が失われるので注意してください。編集後,コンフィグレーションコマンドsaveまたはcommitでスタートアップコンフィグレーションファイルに格納することをお勧めします。
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コンフィグレーションコマンドstatusを使用すると編集中のコンフィグレーションの状態を知ることができます。
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configureコマンドが完了する前に[Ctrl]+[C]を入力して中断しないでください。中断した場合,copy,erase configuration,synchronizeおよびredundancy force-switchoverコマンドを実行すると"Command execution failed because the configuration file was being edited."が表示されてエラーになるおそれがあります。
この状態になった場合は,本コマンドでコンフィグレーションモードに変更して,コンフィグレーションコマンドendでコンフィグレーションモードを終了してください。中断したユーザがログアウトしている場合は,show loggingコマンドで該当するユーザのtty名を確認して,tty名が一致するようにログインしたあと,本コマンドでコンフィグレーションモードに変更して,コンフィグレーションコマンドendでコンフィグレーションモードを終了してください。