1.4.1 記述形式
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オブジェクト識別子の公認された記述形式です。
例として,プライベートMIB axStatsグループの識別子の記述形式を次に示します。
axStats OBJECT IDENTIFIER ::= {axMib 1}
プライベートMIBのオブジェクトID値については,「付録A プライベートMIB名称とオブジェクトID値」を参照してください。
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各MIBの実装仕様を表で説明しています。axIfStatsの実装仕様を例に,表の項目について説明します。
axIfStatsの実装仕様の例を次の表に示します。
表1‒3 axIfStatsの実装仕様 #
オブジェクト識別子
SYNTAX
アク
セス
実装仕様
実装
有無
1
axIfStatsTable
{axIfStats 1}
SEQUENCE OF AxIfStatsEntry
NA
インタフェースの拡張統計情報テーブル。
Y
2
axIfStatsEntry
{axIfStatsTable 1}
AxIfStatsEntry
NA
インタフェースの拡張統計情報テーブルのエントリ。
INDEX
{ axIfStatsIndex }
Y
3
axIfStatsIndex
{axIfStatsEntry 1}
Integer32
NA
本装置のインタフェースインデックス。
ifIndexと同じ。
Y
4
axIfStatsName
{axIfStatsEntry 2}
DisplayString
R/O
インタフェース名。
ifDescrと同じ。
Y
5
axIfStatsInMegaOctets
{axIfStatsEntry 3}
Counter32
R/O
badパケットを含む,受信した総オクテット数(単位:メガ)。メガ未満は切り捨て。
オクテット数の算出にはMACヘッダのDAフィールドからFCSまでの範囲を使用しています。
Y
6
axIfStatsInUcastMegaPkts
{axIfStatsEntry 4}
Counter32
R/O
badパケットを含まない,受信したユニキャストパケット数(単位:メガ)。メガ未満は切り捨て。
Y
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