ipv6 pim mcache-limit
IPv6マルチキャスト中継エントリとネガティブキャッシュエントリを合計した最大数を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
 ipv6 pim [vrf <vrf id>] mcache-limit <number>
- 情報の削除
 no ipv6 pim [vrf <vrf id>] mcache-limit
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- vrf <vrf id>
 - 
                  
対象のVRFを指定します。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
グローバルネットワークに対して指定します。
 - 
                        
値の設定範囲
「パラメータに指定できる値」を参照してください。
 
 - 
                        
 - <number>
 - 
                  
装置当たりのIPv6マルチキャスト中継エントリとネガティブキャッシュエントリを合計した最大数を指定します。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
 - 
                        
値の設定範囲
0〜8000
 
 - 
                        
 
[コマンド省略時の動作]
IPv6マルチキャスト中継エントリとネガティブキャッシュエントリを合計した最大数を制限しません。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに反映されます。
[注意事項]
- 
                  
本コマンドで指定した値は,IPv6マルチキャスト中継エントリとネガティブキャッシュエントリを合計した最大数の制限を設定するものであり,指定値まで動作保証するものではありません。
 - 
                  
コンフィグレーションの変更によって,IPv6マルチキャスト中継エントリとネガティブキャッシュエントリを合計した最大数が本コマンド値を超えた場合,作成済みのエントリは,エントリが削除されるまで維持されます。この状態で一度エントリが削除されると,エントリ数が本コマンド値以下になるまで,そのエントリは再度作成できません。
 - 
                  
IPv6マルチキャスト中継エントリとネガティブキャッシュエントリの合計が最大値を超えた場合,次の動作をします。
- 
                        
IPv6 PIM-SMの場合,IPv6マルチキャスト中継エントリが生成できません。
 - 
                        
IPv6 PIM-SSMの場合,IPv6マルチキャスト経路情報が生成できません。
 
 - 
                        
 
[関連コマンド]
ipv6 pim