コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3


ip pim message-interval

IPv4 PIM-SMおよびPIM-SSMインタフェースに対して,定期的に送信するPIM Join/Pruneメッセージの送信間隔を設定します。

グローバルコンフィグレーションモードで本コマンドを設定した場合,該当VRFまたはグローバルネットワークに属するすべてのIPv4 PIM-SMおよびPIM-SSMインタフェースに適用します。ただし,config-ifモードまたはconfig-subifモードでIPv4 PIM-SMおよびPIM-SSMインタフェースに本コマンドが設定されている場合は,IPv4 PIM-SMおよびPIM-SSMインタフェースの設定を優先します。

[入力形式]

情報の設定・変更
グローバルコンフィグレーションモードの場合
ip pim [vrf <vrf id>] message-interval <seconds>
config-ifモードまたはconfig-subifモードの場合
ip pim message-interval <seconds>
情報の削除
グローバルコンフィグレーションモードの場合
no ip pim [vrf <vrf id>] message-interval
config-ifモードまたはconfig-subifモードの場合
no ip pim message-interval

[入力モード]

(config)

(config-if)

イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース,VLANインタフェース

(config-subif)

イーサネットサブインタフェース,ポートチャネルサブインタフェース

[パラメータ]

vrf <vrf id>

対象のVRFを指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    グローバルネットワークに対して指定します。

  2. 値の設定範囲

    パラメータに指定できる値」を参照してください。

<seconds>

本装置のIPv4 PIM-SMおよびPIM-SSMが定期的に送信するPIM Join/Pruneメッセージの送信間隔(秒)を設定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1〜3600

[コマンド省略時の動作]

本装置のIPv4 PIM-SMおよびPIM-SSMが定期的に送信するPIM Join/Pruneメッセージの送信間隔は60秒となります。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに反映されます。

[注意事項]

なし

[関連コマンド]

ip pim sparse-mode