ip pim bsr-candidate
本装置をIPv4 PIM-SMのブートストラップルータ候補として設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
 ip pim [vrf <vrf id>] bsr-candidate loopback <loopback id> [priority <value>]
- 情報の削除
 no ip pim [vrf <vrf id>] bsr-candidate loopback <loopback id>
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- vrf <vrf id>
 - 
                  
対象のVRFを指定します。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
グローバルネットワークに対して指定します。
 - 
                        
値の設定範囲
「パラメータに指定できる値」を参照してください。
 
 - 
                        
 - loopback <loopback id>
 - 
                  
ループバックインタフェースを指定します。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
 - 
                        
値の設定範囲
「パラメータに指定できる値」を参照してください。
 
 - 
                        
 - priority <value>
 - 
                  
ブートストラップルータを決定するための優先度を指定します。優先度の値が最も大きいルータがブートストラップルータとなります。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
0
 - 
                        
値の設定範囲
0〜255
 
 - 
                        
 
[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに反映されます。
[注意事項]
- 
                  
本機能をVRFで使用する場合,VRF IDには,動作対象のループバックインタフェースが属しているVRF IDと同一の値を設定してください。
 
[関連コマンド]
ip pim sparse-mode interface loopback