コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3


system-source-address

no system-source-addressコマンドによって,本ループバックインタフェースに設定されたアドレスを装置の送信元アドレスとして自動選択しないように指定します。

[入力形式]

情報の設定
no system-source-address
情報の削除
system-source-address

[入力モード]

(config-if)

ループバックインタフェース

[パラメータ]

なし

[コマンド省略時の動作]

本ループバックインタフェースに設定されたアドレスを,装置の送信元アドレスとして選択の対象とします。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. interface loopbackコマンドで0を指定した場合,本コマンドは設定できません。装置の送信元として自動選択されないアドレスをグローバルネットワークのループバックインタフェースに設定する場合は,interface loopbackコマンドで0以外を指定し,本コマンドを設定した上で,vrf forwardingコマンドを設定しないでアドレスを設定してください。

  2. 本コマンドはvrf forwardingコマンド,ip addressコマンド,およびipv6 addressコマンドよりも先に設定する必要があります。これらのコマンドが設定されている場合,本コマンドを設定または削除できません。

[関連コマンド]

interface loopback