ip address
自IPv4アドレスを指定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
 ip address <ip address> <subnet mask> [directed-broadcast] [secondary]
- 情報の削除
 no ip address <ip address>
[入力モード]
- (config-if)
 - 
                  
イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース,VLANインタフェース,マネージメントポート
 - (config-subif)
 - 
                  
イーサネットサブインタフェース,ポートチャネルサブインタフェース
 
[パラメータ]
- <ip address>
 - 
                  
自IPv4アドレスを指定します。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
 
 - 
                        
 - <subnet mask>
 - 
                  
サブネットマスクを指定します。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
 - 
                        
値の設定範囲
128.0.0.0〜255.255.255.254(ビットが連続していること)を指定します。ただし,マネージメントポートの場合は128.0.0.0〜255.255.255.252を指定します。
 
 - 
                        
 - directed-broadcast
 - 
                  
サブネットブロードキャストのIPv4パケット中継を指定します。
自IPv4アドレス単位に設定して,設定した自IPv4アドレス配下へのサブネット宛てブロードキャストIPv4パケットの中継可否を指定します。
サブネットごとに,パケット中継の中継可否を決定する場合に使用します。
パケット中継の入力側にno ip subnet-broadcastの設定をしてサブネットブロードキャストのIPv4パケット中継を抑止している場合,サブネットブロードキャストのIPv4パケットを中継しません。
本パラメータはマネージメントポートおよびサブネットマスクが255.255.255.254のIPv4アドレスには設定できません。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
サブネットブロードキャストのIPv4パケットを中継しません。
 - 
                        
値の設定範囲
なし
 
 - 
                        
 - secondary
 - 
                  
本パラメータを指定した場合,IPv4アドレスをセカンダリアドレスとして設定します。
本パラメータはマネージメントポートには設定できません。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
プライマリアドレスとして設定します。マルチホームの場合でも,プライマリアドレスを一つ必ず指定してください。
 - 
                        
値の設定範囲
なし
 
 - 
                        
 
[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 
                  
IPv4アドレスを変更する場合は,設定済みのIPv4アドレスを削除したあと,新しいIPv4アドレスを設定してください。
 
[関連コマンド]
interface mgmt ip subnet-broadcast