icmp
ICMP監視でのIPパケットを設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
 icmp [dscp <dscp>] [ttl <ttl>] [hoplimit <hops>] [packetsize <size>]
注 少なくとも一つのパラメータを指定する必要があります。
- 情報の削除
 no icmp
[入力モード]
(config-track-target)
[パラメータ]
- dscp <dscp>
 - 
                  
指定した値をIPヘッダのDifferentiated Services(Type of Service)フィールドのDSCP値として設定します。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
0
 - 
                        
値の設定範囲
0〜63
 
 - 
                        
 - ttl <ttl>
 - 
                  
指定した値をIPヘッダのttlフィールドに設定します。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
255
 - 
                        
値の設定範囲
1〜255
 
 - 
                        
 - hoplimit <hops>
 - 
                  
指定した値をIPv6ヘッダのhopsフィールドに設定します。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
64
 - 
                        
値の設定範囲
1〜255
 
 - 
                        
 - packetsize <size>
 - 
                  
送信するICMP Echoパケットのデータ部のバイト数を指定します。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
56
 - 
                        
値の設定範囲
16〜65527
 
 - 
                        
 
[コマンド省略時の動作]
本コマンドのパラメータがすべて初期値で動作します。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
本コマンドの設定時に反映されます。
[注意事項]
- 
                  
ttlパラメータで設定した値はICMPパケットに適用します。hoplimitパラメータで設定した値はICMPv6パケットに適用します。
 - 
                  
ICMPv4監視にpacketsizeパラメータを指定する場合,65467以下の値を指定してください。
 
[関連コマンド]
type target ip target ipv6