qos-queue-list
QoSキューリスト情報にスケジューリングモードおよびキュー数を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
 qos-queue-list <qos queue list name> { pq [{ number_of_queue_1 | number_of_queue_2 | number_of_queue_4 }] | rr [{ number_of_queue_1 | number_of_queue_2 | number_of_queue_4 }] | 4pq+4wfq <rate1>% <rate2>% <rate3>% <rate4>% | 2pq+4wfq+2beq <rate3>% <rate4>% <rate5>% <rate6>% | 4wfq+4beq <rate5>% <rate6>% <rate7>% <rate8>% }- 情報の削除
 no qos-queue-list <qos queue list name>
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- <qos queue list name>
 - 
                  
QoSキューリスト名を指定します。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
 - 
                        
値の設定範囲
31文字以内のQoSキューリスト名を指定します。
詳細は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
 
 - 
                        
 - { pq [{ number_of_queue_1 | number_of_queue_2 | number_of_queue_4 }] | rr [{ number_of_queue_1 | number_of_queue_2 | number_of_queue_4 }] | 4pq+4wfq <rate1>% <rate2>% <rate3>% <rate4>% | 2pq+4wfq+2beq <rate3>% <rate4>% <rate5>% <rate6>% | 4wfq+4beq <rate5>% <rate6>% <rate7>% <rate8>% }
 - 
                  
スケジューリングモードを指定します。キュー数はスケジューリングモードによって8キュー固定または1,2,4,8キューが選択できます。PQの動作をするキューの優先度は,キュー番号が大きいほどキューの優先度が高くなります。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
 
- pq [{ number_of_queue_1 | number_of_queue_2 | number_of_queue_4 }]
 - 
                        
PQで動作します。また,イーサネットインタフェース当たりのキュー数を設定します。
キュー数はイーサネットインタフェース当たり1,2,4キューを選択でき,選択しない場合は8キューとなります。
number_of_queue_1:キュー数は1
number_of_queue_2:キュー数は2
number_of_queue_4:キュー数は4
- 
                              
本パラメータ省略時の初期値
pqだけを指定した場合,キュー数は8です。
 
 - 
                              
 - rr [{ number_of_queue_1 | number_of_queue_2 | number_of_queue_4 }]
 - 
                        
RRで動作します。また,イーサネットインタフェース当たりのキュー数を設定します。
キュー数はイーサネットインタフェース当たり1,2,4キューを選択でき,選択しない場合は8キューとなります。
number_of_queue_1:キュー数は1
number_of_queue_2:キュー数は2
number_of_queue_4:キュー数は4
- 
                              
本パラメータ省略時の初期値
rrだけを指定した場合,キュー数は8です。
 
 - 
                              
 - 4pq+4wfq <rate1>% <rate2>% <rate3>% <rate4>%
 - 
                        
4PQ+4WFQで動作します。キュー数はイーサネットインタフェース当たり8キュー固定です。4wfqは設定した重みの比率<rate>に応じてパケットを送信します。なお,<rate>の後ろに付く番号は,キュー番号を意味します。
- 
                              
パラメータ省略時の初期値
<rate>:省略できません
 - 
                              
値の設定範囲
<rate>:1〜97
注 次の二つの式を満たすように設定してください。
・<rate1> + <rate2> + <rate3> + <rate4> = 100
・<rate1> ≦ <rate2> ≦ <rate3> ≦ <rate4>
 
 - 
                              
 - 2pq+4wfq+2beq <rate3>% <rate4>% <rate5>% <rate6>%
 - 
                        
2PQ+4WFQ+2BEQで動作します。キュー数はイーサネットインタフェース当たり8キュー固定です。4wfqは設定した重みの比率<rate>に応じてパケットを送信します。なお,<rate>の後ろに付く番号は,キュー番号を意味します。
- 
                              
本パラメータ省略時の初期値
<rate>:省略できません
 - 
                              
値の設定範囲
<rate>:1〜97
注 次の二つの式を満たすように設定してください。
・<rate3> + <rate4> + <rate5> + <rate6> = 100
・<rate3> ≦ <rate4> ≦ <rate5> ≦ <rate6>
 
 - 
                              
 - 4wfq+4beq <rate5>% <rate6>% <rate7>% <rate8>%
 - 
                        
4WFQ+4BEQで動作します。キュー数はイーサネットインタフェース当たり8キュー固定です。4wfqは設定した重みの比率<rate>に応じてパケットを送信します。なお,<rate>の後ろに付く番号は,キュー番号を意味します。
- 
                              
本パラメータ省略時の初期値
<rate>:省略できません
 - 
                              
値の設定範囲
<rate>:1〜97
注 次の二つの式を満たすように設定してください。
・<rate5> + <rate6> + <rate7> + <rate8> = 100
・<rate5> ≦ <rate6> ≦ <rate7> ≦ <rate8>
 
 - 
                              
 
 - 
                        
 
[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
qos-queue-groupコマンドにQoSキューリスト名を指定してキュー数またはスケジューリングモードを変更した場合に,該当するキューに滞留しているパケットをすべて廃棄します。
[設定値の反映契機]
QoSキューリスト情報を適用するイーサネットインタフェースの状態が正常動作中の場合,設定値の変更後,すぐに運用に反映します。そのほかの状態の場合は,正常動作中となったときに運用に反映します。
[注意事項]
- 
                  
100GBASE-Rのイーサネットインタフェースには,スケジューリングモードとしてPQおよびRRだけ設定できます。
 - 
                  
スケジューリングモードおよびキュー数を変更した場合,該当するイーサネットインタフェースでは運用コマンドshow qos queueing portおよびaxPortOutQueueグループで表示される統計を0クリアします。
 
[関連コマンド]
qos-queue-group