ipv6 qos-flow-group
インタフェースに対してIPv6 QoSフローリストを適用して,QoSフロー機能を有効にします。適用できるインタフェースを次に示します。
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イーサネットインタフェース
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イーサネットサブインタフェース
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ポートチャネルサブインタフェース
 - 
               
VLANインタフェース
 
[入力形式]
- 情報の設定
 ipv6 qos-flow-group <qos flow list name> {in | out}- 情報の削除
 no ipv6 qos-flow-group <qos flow list name> {in | out}
[入力モード]
- (config-if)
 - 
                  
イーサネットインタフェース,VLANインタフェース
 - (config-subif)
 - 
                  
イーサネットサブインタフェース,ポートチャネルサブインタフェース
 
[パラメータ]
- <qos flow list name>
 - 
                  
IPv6 QoSフローリスト名を指定します。
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本パラメータ省略時の初期値
省略できません
 - 
                        
値の設定範囲
31文字以内のQoSフローリスト名を指定します。
詳細は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
 
 - 
                        
 - {in | out}
 - 
                  
InboundまたはOutboundを指定します。
in:Inbound(受信側の指定)
out:Outbound(送信側の指定)
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
 - 
                        
値の設定範囲
なし
 
 - 
                        
 
[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
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同一のインタフェースに対してInboundとOutboundにそれぞれ一つ設定できます。すでに設定されている場合,削除してから設定してください。
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実在しないIPv6 QoSフローリストを設定した場合は何も動作しません。IPv6 QoSフローリスト名は登録されます。
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フロー検出条件にown-addressまたはown-prefixパラメータがある場合は,対象インタフェースに一つだけIPv6グローバルアドレスが設定されているときに設定できます。
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フロー検出条件パラメータの送信元アドレスにanyまたは<length>が64以下に指定されているときに設定できます。
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フロー検出条件にinterfaceパラメータが指定されている場合,イーサネットインタフェースだけに設定できます。
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フロー検出条件にinterfaceパラメータが指定されている場合,対応するインタフェースが設定されているときだけ設定できます。
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ポリサーエントリおよび本コマンドの受信側,送信側の指定が同一の場合は,ポリサーエントリが指定されているIPv6 QoSフローリストをインタフェースに対して適用できます。
 
[関連コマンド]
ipv6 qos-flow-list