コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


19.11 イーサネット設定時のエラー

表19‒16 イーサネット設定時のエラーメッセージ

メッセージ

内容

A subinterface cannot be set because a channel-group is already set for the port.

該当するポートはチャネルグループに設定されているため,サブインタフェースには設定できません。

サブインタフェースを指定する場合は,チャネルグループに設定していないポートを指定してください。

A subinterface cannot be set because a switchport is already set for the Ethernet port.

イーサネットポートにswitchportが設定されているため,サブインタフェースの設定ができません。

サブインタフェースを指定する場合は,switchportが設定されていないインタフェースを指定してください。

A subinterface cannot be set because an IP address is already set for the port.

イーサネットポートにIPアドレスが設定されているため,サブインタフェースの設定ができません。

イーサネットポートのIPアドレスを削除するか,ほかのイーサネットポートに対してサブインタフェースを設定してください。

An interface specified as a ring port cannot be attached to a channel group.

リングポートに指定したインタフェースをポートチャネルに参加させることはできません。

指定したインタフェースをポートチャネルに参加させる場合には,リングに関する設定を削除してから実施してください。

The command conflicts with another command for a port in the same channel group.

ポートチャネルの設定内容と不一致です。

ポートチャネルの設定内容を一致させてください。

The following items conflict: the IP interface and the mirror port cannot be set together.

ミラーポートに設定されているインタフェースに対して,IPアドレスの設定はできません。

The following items conflict: the IP interface and the policy-based mirror port cannot be set together.

ポリシーベースミラーリングのミラーポートに設定されているインタフェースに対して,IPアドレスの設定はできません。

The interface cannot be deleted because the following items conflict: the interface and the IPv4 policy-based routing list configuration.

指定したインタフェースは,IPv4ポリシーベースルーティングリストで使用しているため,削除できません。

指定したインタフェースを削除する場合は,IPv4ポリシーベースルーティングリストから該当する送信先インタフェースを削除してから実施してください。

The interface cannot be deleted because the following items conflict: the interface and the IPv6 policy-based routing list configuration.

指定したインタフェースは,IPv6ポリシーベースルーティングリストで使用しているため,削除できません。

指定したインタフェースを削除する場合は,IPv6ポリシーベースルーティングリストから該当する送信先インタフェースを削除してから実施してください。

The number of interfaces exceeds the maximum number for this device.

インタフェース数が本装置の収容最大数を超えました。

装置内の設定内容を確認して,使用していないVLANインタフェース,サブインタフェースおよびポートチャネルを削除してください。

The number of TPIDs exceeds the maximum.

ポートに設定できるTPIDの最大数を超えました。

新しくTPIDを追加する場合は,設定済みのTPIDを削除してから追加してください。同じTPIDが複数のインタフェースに設定されている場合は,対象のTPID値を設定した全ポートを同時に変更するか,いったん削除してください。