コンフィグレーションガイド Vol.3


27.1.13 VRFでのIPv6 PIM-SMブートストラップルータ候補の設定

[設定のポイント]

VRFで本装置をブートストラップルータ候補として使用する場合,ループバックインタフェースにIPv6アドレスを設定します。また,ブートストラップルータ候補として設定します。

本装置のループバックインタフェース(loopback 30)に設定したIPv6アドレスを2001:db8:1::10とした場合の設定例を次に示します。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# interface loopback 30

    (config-if)# vrf forwarding 10

    (config-if)# ipv6 address 2001:db8:1::10

    (config-if)# exit

    VRF 10のループバックインタフェース(loopback 30)にIPv6アドレスを設定します。

  2. (config)# ipv6 pim vrf 10 bsr candidate bsr 2001:db8:1::10

    本装置をVRF 10のブートストラップルータ候補として設定します。