コンフィグレーションガイド Vol.3


27.1.3 IPv6マルチキャストルーティング機能の設定

[設定のポイント]

本装置でIPv6マルチキャストルーティング機能を動作させるには,ここでの設定のほかに,一つ以上のインタフェースでPIM-SMまたはPIM-SSM(ipv6 pimコマンド)の設定が必要です。

本装置のループバックインタフェース(loopback 0)に設定したIPv6アドレスを2001:db8:1::2とした場合の設定例を次に示します。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# interface loopback 0

    (config-if)# ipv6 address 2001:db8:1::2

    (config-if)# exit

    ループバックインタフェース(loopback 0)にIPv6アドレスを設定します。

  2. (config)# ipv6 multicast-routing

    IPv6マルチキャストルーティング機能を有効にします。