コンフィグレーションガイド Vol.3


20.2.1 コンフィグレーションコマンド一覧

スタブエリアを使用する場合と,エリアボーダルータとして動作する場合のコンフィグレーションコマンド一覧を次に示します。

なお,「19 OSPFv3」で解説している機能のコマンドは,「表19‒4 AS外経路広告に関係するコンフィグレーションコマンド一覧」,「表19‒5 経路選択や経路学習に関係するコンフィグレーションコマンド一覧」,「表19‒6 コンフィグレーションコマンド一覧」を参照してください。

表20‒2 エリアに関係するコンフィグレーションコマンド一覧

コマンド名

説明

area default-cost

スタブエリアに広告するデフォルトルートのコスト値を設定します。

area range

エリアボーダルータでエリア間経路を,指定したプレフィックスに集約して広告します。

area stub

スタブエリアとして動作します。

area virtual-link

仮想リンクを設定します。

表20‒3 OSPFv3適用に関係するコンフィグレーションコマンド一覧

コマンド名

説明

disable

OSPFv3動作の抑止を設定します。

ipv6 ospf area

OSPFv3が動作するドメイン番号とエリアIDを設定します。

router-id

ルータID(ルータの識別子)を設定します。