コンフィグレーションガイド Vol.3


16.2.1 コンフィグレーションコマンド一覧

RIPngのコンフィグレーションコマンド一覧を次の表に示します。

表16‒8 コンフィグレーションコマンド一覧

コマンド名

説明

default-metric

ほかのプロトコルで学習した経路情報をRIPngで広告する場合のメトリック値を指定します。

disable

RIPngが動作しないことを指定します。

distance

RIPngで学習した経路情報のディスタンス値を指定します。

generate-secondary-route

第2優先経路をルーティングテーブルに登録します。

inherit-metric

ほかのルーティングプロトコルの経路情報をRIPngで広告する際,メトリック値を引き継ぐことを指定します。

ipv6 rip enable

指定インタフェースでRIPngパケットを送受信を行います。

ipv6 rip metric-offset

指定インタフェースでRIPngパケットを送受信する際に,メトリック値に加算する値を指定します。

ipv6 router rip

RIPngに関する動作情報を設定します。

passive-interface

指定インタフェースからレスポンスパケットを送信しないことを指定します。

timers basic

RIPngの各種タイマ値を指定します。

distribute-list in (RIPng)

RIPngで学習した経路をルーティングテーブルに取り込むかどうかをフィルタに従って制御します。

distribute-list out (RIPng)

RIPngで広告する経路をフィルタに従って制御します。

ipv6 prefix-list

ipv6 prefix-listを設定します。

redistribute (RIPng)

RIPngで広告する経路のプロトコルを指定します。

route-map

route-mapを設定します。

注※

コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3」 「22 経路フィルタリング」を参照してください。