コンフィグレーションガイド Vol.3


15.2.1 コンフィグレーションコマンド一覧

RIPのコンフィグレーションコマンド一覧を次の表に示します。

表15‒13 コンフィグレーションコマンド一覧

コマンド名

説明

address-family ipv4

VRF単位の情報を設定します。config-router-afモードへ移行します。

auto-summary

RIPで広告するサブネット経路情報を自動的にナチュラルマスク経路情報として集約して広告することを指定します。

default-metric

ほかのプロトコルで学習した経路情報をRIPで広告する場合のメトリック値を指定します。

disable

RIPが動作しないことを指定します。

distance

RIPで学習した経路情報のディスタンス値を指定します。

generate-secondary-route

第2優先経路をルーティングテーブルに登録します。

inherit-metric

ほかのルーティングプロトコルの経路情報をRIPで広告する際,メトリック値を引き継ぐことを指定します。

ip rip authentication key

RIPバージョン2パケットの認証方式および認証キーを指定します。

ip rip v2-broadcast

指定インタフェースから送信するパケットの宛先アドレスに,ブロードキャストアドレスを使用することを指定します。

ip rip version

指定インタフェースで使用するRIPのバージョンを指定します。

metric-offset

指定インタフェースでRIPパケットを送受信する際に,メトリック値に加算する値を指定します。

neighbor

RIPパケットを送信する隣接ルータを指定します。

network

RIP送受信先ネットワークを指定します。

passive-interface

指定インタフェースからレスポンスパケットを送信しないことを指定します。

router rip

RIPに関する動作情報を設定します。

timers basic

RIPの各種タイマ値を指定します。

version

RIPのバージョンを指定します。

distribute-list in (RIP)

RIPで学習した経路をルーティングテーブルに取り込むかどうかをフィルタに従って制御します。

distribute-list out (RIP)

RIPで広告する経路をフィルタに従って制御します。

ip prefix-list

ip prefix-listを設定します。

redistribute (RIP)

RIPで広告する経路のプロトコルを指定します。

route-map

route-mapを設定します。

注※

コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3」 「22 経路フィルタリング」を参照してください。