16.2.2 優先クラス変更の設定
特定のフローに対して優先クラスを変更する場合の例を次に示します。
- [設定のポイント]
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フレーム送信時に宛先IPアドレスによってフロー検出をして,優先クラスを変更する設定をします。
[コマンドによる設定]
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(config)# ip qos-flow-list QOS-LIST1
IPv4 QoSフローリスト(QOS-LIST1)を作成します。本リストを作成すると,IPv4 QoSフローリストモードに移行します。
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(config-ip-qos)# qos ip any host 192.0.2.10 action priority-class 6
192.0.2.10のIPアドレスを宛先として,優先クラスを6に変更するIPv4 QoSフローリストを設定します。
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(config-ip-qos)# exit
IPv4 QoSフローリストモードからグローバルコンフィグレーションモードに戻ります。
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(config)# interface gigabitethernet 1/3
イーサネットインタフェース1/3のコンフィグレーションモードに移行します。
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(config-if)# ip qos-flow-group QOS-LIST1 out
送信側にIPv4 QoSフローリスト(QOS-LIST1)を適用します。