10.2.7 複数インタフェースに対するフィルタの設定
複数のイーサネットインタフェースにフィルタを設定する例を次に示します。
- [設定のポイント]
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config-if-rangeモードで複数のイーサネットインタフェースにフィルタを設定できます。
[コマンドによる設定]
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(config)# ip access-list standard FLOOR_C_PERMIT
ip access-list(FLOOR_C_PERMIT)を作成します。本リストを作成すると,IPv4アドレスフィルタの動作モードに移行します。
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(config-std-nacl)# permit 192.0.2.0 0.0.0.255
送信元IPアドレス192.0.2.0/24 ネットワークからのフレームを中継するIPv4アドレスフィルタを設定します。
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(config-std-nacl)# exit
IPv4アドレスフィルタの動作モードからグローバルコンフィグレーションモードに戻ります。
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(config)# interface range gigabitethernet 1/1-4
イーサネットインタフェース1/1-4のコンフィグレーションモードに移行します。
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(config-if-range)# ip access-group FLOOR_C_PERMIT in
受信側にIPv4アドレスフィルタを適用します。