コンフィグレーションガイド Vol.1


20.1.3 ネットワーク構成例

IPインタフェースを使用するネットワーク構成例を次の図に示します。

図20‒1 IPインタフェースを使用するネットワーク構成例

[図データ]

[本装置の設定]
  • ネットワークAのサーバとの接続

    ポートチャネルインタフェースを設定します。

  • ネットワークBのL2スイッチ1との接続

    イーサネットポートに一つのサブインタフェースを設定して,VLAN ID=10を設定します。

  • ネットワークCおよびネットワークDのL2スイッチ2との接続

    イーサネットポートに二つのサブインタフェースを設定して,それぞれVLAN ID=20および21を設定します。

上記の各インタフェースにIPアドレスを指定して,それぞれIPインタフェースに設定します。

[通信内容]図中の通信の流れの番号に対応
  1. ネットワークAとネットワークD間のレイヤ3中継(異なるサブネット間中継)

    ネットワークAのサーバとは,Untaggedフレームを送受信します。

    ネットワークDのL2スイッチ2とは,Taggedフレーム(VLAN ID=21)を送受信します。

  2. ネットワークBとネットワークC間のレイヤ3中継(異なるサブネット間中継)

    ネットワークBのL2スイッチ1とは,Taggedフレーム(VLAN ID=10)を送受信します。

    ネットワークCのL2スイッチ2とは,Taggedフレーム(VLAN ID=20)を送受信します。