コンフィグレーションガイド Vol.1


13.1.1 概要

ソフトウェアアップデートとは,ソフトウェアのバージョンを運用中のバージョンとは異なるバージョンに変更することです。装置の各ボードのソフトウェアを更新する処理と,更新したソフトウェアを装置の動作状態に反映する処理から成ります。バージョンアップ,バージョンダウンのどちらもできます。

PCなどのリモート運用端末またはMCからアップデートファイルを本装置に転送して運用コマンドupdate softwareを実行すると,ソフトウェアをアップデートできます。また,ボードの起動時および系切替時には,SFU,PSU,NIFのソフトウェアを自動で運用系BCUと同じバージョンにアップデートします。アップデート時,コンフィグレーションはそのまま引き継がれます。

運用コマンドupdate softwareによるソフトウェアアップデートの概要を次の図に示します。

図13‒1 ソフトウェアアップデートの概要

[図データ]