コンフィグレーションガイド Vol.1


12.3.1 コンフィグレーション・運用コマンド一覧

装置の確認に関するコンフィグレーションコマンド一覧および運用コマンド一覧を次の表に示します。

表12‒25 コンフィグレーションコマンド一覧(識別名称の設定)

コマンド名

説明

hostname

本装置の識別名称を設定します。

表12‒26 コンフィグレーションコマンド一覧(装置の動作設定)

コマンド名

説明

system fan mode

ファンの運転モードを設定します。

system flash-monitor

内蔵フラッシュメモリのユーザ領域の未使用容量を監視して,警告および回復のシステムメッセージを出力します。

system high-temperature-action

BCUの入気温度が動作保証範囲を超えた場合のBCUの動作モードを設定します。

system temperature-warning-level

装置の入気温度が指定温度以上になった場合に,温度を警告するシステムメッセージを出力します。また,装置の入気温度が指定温度以上になったあとで指定温度から3℃以上下がった場合に,温度の回復を示すシステムメッセージを出力します。

system temperature-warning-level average

装置の平均入気温度が指定温度以上になった場合にシステムメッセージを出力します。

表12‒27 運用コマンド一覧(ソフトウェアバージョンと装置の状態確認)

コマンド名

説明

show version

バージョン情報や搭載されているボードの情報を表示します。

show system

装置の運用状態を表示します。

show environment

装置の環境情報を表示します。

reload

装置を再起動して,そのときにログを採取します。通常動作時はBCUのメモリダンプを採取します。

show tech-support

テクニカルサポートで必要となるハードウェアおよびソフトウェアの状態に関する情報を表示します。

show power

装置の経過時間および各ボードの消費電力,累計消費電力量を表示します。

表12‒28 運用コマンド一覧(内蔵フラッシュメモリとMCの確認)

コマンド名

説明

show mc

MCの使用状態を表示します。

format mc

MCを本装置用のフォーマットで初期化します。

show flash

装置内蔵フラッシュメモリの使用状態を表示します。

注※

運用コマンドレファレンス Vol.1」 「13 MCと装置内メモリの確認」を参照してください。

表12‒29 運用コマンド一覧(リソース情報とダンプ情報の確認)

コマンド名

説明

show cpu※1

CPU使用率を表示します。

show processes※1

装置で現在実行中のプロセスの情報を表示します。

show memory※1

装置の物理メモリの実装量,使用量,および空き容量を表示します。

df※1

ディスクの空き領域を表示します。

du※1

ディレクトリ内のファイル容量を表示します。

erase dumpfile※2

ダンプファイル格納ディレクトリ上のダンプファイル,またはコアファイル格納ディレクトリ上のコアファイルを消去します。

show dumpfile※2

ダンプファイル格納ディレクトリ上のダンプファイル,またはコアファイル格納ディレクトリ上のコアファイルの一覧を表示します。

注※1

運用コマンドレファレンス Vol.1」 「14 リソース情報」を参照してください。

注※2

運用コマンドレファレンス Vol.1」 「15 ダンプ情報」を参照してください。