12.2.10 カスタマイズ配分使用時の注意事項
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コマンド承認を使用している場合は,コンフィグレーションコマンドaaa authorization commands scriptでbypassパラメータを指定して,スクリプトによるコマンド実行を許可してください。
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運用しているハードウェアプロファイルとは異なるハードウェアプロファイルで生成および調整したカスタマイズ配分用キー情報をコンフィグレーションに設定した場合,システムメッセージ(メッセージ種別:CONFIG,メッセージ識別子:3f000015)が表示されます。この状態でPSUを再起動すると,固定配分である配分パターンdefaultがPSUへ反映されます。このシステムメッセージが表示されたときは,再度正しい手順でカスタマイズ配分パターンを生成して,コンフィグレーションへ設定してください。
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カスタマイズ配分支援用高機能スクリプトには,直前に実行した生成用スクリプトおよび調整用スクリプトの結果を元に動作するパラメータがあります。そのため,装置内で複数のユーザが同時にスクリプトを実行するときは,注意が必要です。
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カスタマイズ配分支援用高機能スクリプトには直前に実行したスクリプトの結果を元に動作するパラメータがありますが,装置やBCUを再起動した場合は直前の実行結果をリセットします。そのため,再度カスタマイズ配分を生成する必要があります。
また,直前の実行結果はBCUごとに管理しているため,系切替後にスクリプトを実行する場合も同様に,再度カスタマイズ配分を生成してください。