8.1.3 uRPFによる廃棄を確認する
本装置を使用しているネットワーク上で通信トラブルが発生する要因として,uRPFによって特定のパケットが廃棄されている可能性が考えられます。uRPFによるパケット廃棄の確認方法を次に示します。
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show ip urpf statisticsコマンドまたはshow ipv6 urpf statisticsコマンドでinterfaceパラメータを指定して実行して,Discarded IPv4 packetsまたはDiscarded IPv6 packetsを確認します。
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1.で確認したDiscarded IPv4 packetsまたはDiscarded IPv6 packetsがカウントされている場合,uRPFによってパケットが廃棄されています。
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uRPFでパケットが廃棄されている場合,ネットワーク構成を見直して,uRPFの廃棄対象となるパケットが本装置宛てに送信されないようにしてください。