コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.3
認証キーを指定します。平文パスワード認証を行う設定(area authenticationまたはip ospf authenticationコマンド)をした場合,このキーを使用して認証を行います。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
ip ospf authentication-key <key>
- 情報の削除
no ip ospf authentication-key
[入力モード]
- (config-if)
- イーサネットインタフェース,ポートチャネルインタフェース,VLANインタフェース,マネージメントポート
- (config-subif)
- イーサネットサブインタフェース,ポートチャネルサブインタフェース
[パラメータ]
- <key>
- このキーを使用して認証を行います。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
8文字以内の文字列をダブルクォート(")で囲んで設定します。入力できる文字は,英数字と特殊文字です。入力文字列にスペースなどの特殊文字を含まない場合,文字列をダブルクォート(")で囲まなくても設定できます。詳細は,「パラメータに指定できる値」の「■任意の文字列」を参照してください。
[コマンド省略時の動作]
該当インタフェースでは,平文パスワード認証を行いません。
[通信への影響]
同一ネットワーク上の隣接ルータが,本設定値と異なるキーを使用している場合,OSPFパケットを廃棄します。
[設定値の反映契機]
設定変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
ip ospf authentication area authentication
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